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ブロッコリー

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みんなの菜園ひろば ブロッコリーの育て方
ブロッコリー

ブロッコリーについて

キャベツの仲間で花蕾を食べる葉菜類です。連作を嫌うので、アブラナ科の野菜を2年以上植えていない場所で栽培しましょう。 ヨーロッパの地中海東部沿岸が原産で、高温多湿を嫌いますが、寒さには強い特徴があります。 側花蕾を収穫できる品種のほかに、茎が長く伸び、花蕾が小さい「茎ブロッコリー」も人気です。

栽培のポイント
1 好みの品種を
選びましょう
ブロッコリーには1番上にできる花蕾(頂花蕾)だけを収穫する品種と側枝も伸びて花蕾が収穫できる品種があります。長く収穫を楽しみたい方は側枝も収穫できる品種を選びましょう。
2 害虫予防を 生育初期に害虫の被害にあうと花蕾に影響が出てしまいます。種まきから始める場合はポット育苗をし、苗から始める場合も植えつけ後、防虫ネットや寒冷紗をトンネルがけして害虫の侵入を防ぎましょう。
3 肥料切れに注意! 乾燥や肥料切れなどのストレスがあると花蕾が十分に大きくならないので、追肥を忘れずに行いましょう。
よくあるご質問

ブロッコリーの芯を害虫に食べられたらもう収穫できない?

中心の大きな花蕾は収穫が難しいかもしれませんが、脇芽が出て側枝が収穫できる可能性があります。芯の中にいる害虫を捕殺し、株が回復するのを待ちましょう。

ブロッコリーが小さいのはなぜ?

ボトニングと言い、低温や肥料切れ、活着不良などで花蕾肥大に必要な葉数を確保する前に花蕾が形成されてしまうことです。 育苗期に10度を確保するようにして対策しましょう。

ブロッコリーの栽培スケジュール
栽培の流れ

土作り

石灰を約1坪あたり500gまき、混ぜ込み酸度調整をしましょう。1週間後、化成肥料500g、牛ふんを施し耕します。 幅80cm、高さ10cmの畝を作り、中央に長さ1m当り、たい肥1.5kgと油粕100gを施して土を埋め戻します。畑の耕起の時点で肥料が施してあれば、あらためて畝の中に油粕などを投入する必要はありません。 むしろ、肥料を撹拌しないのであれば、固まった肥料は肥料あたりを起こす可能性があるので、入れない方がいいでしょう。

種まき

育苗箱に種まき用の培土をいれ、6~7cm間隔ですじまきをします。種まき後、直射日光を避けておきましょう。種まき後、薄く土をかぶせ、湿らせた新聞をかけておくといいですよ。発芽したら間引きをし、本葉2枚になったらポリポットに移植し、本葉5~6枚まで育苗します。

植えつけ

株間40cmで植えつけます。苗を植えるときは前日に深さ10cmほどの植え穴を掘り、水で十分湿らせておきます。苗は中高になるように植えつけ、水やりをします。

追肥

追肥は3回ほど行いましょう。1回目は植えつけ20日後で本葉10枚、本葉15日の時にも1株当たり肥料を1握り施します。

支柱たて

風で倒れそうなときは支柱を立てて支えましょう。ブロッコリーは倒れると傷がつき、病気が発生しやすくなります。

収穫

1番上の花蕾が10~15cmになったら収穫時です。側枝も収穫できる品種はその後、育って収穫できるようになるので、追肥を行いましょう。

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