一年草で、アンデス地方では古代より食用として栽培されています。
ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりな健康雑穀です。
優れたアミノ酸バランスで、1990年にはアメリカの航空宇宙局が理想的な宇宙食の素材として「21世紀の主要食」と評価しています。
近年、日本国内でも栽培されるようになりました。
肥沃地であれば肥料なしで育ちます。
播き時期:4月末~5月下旬
播種量:2dl (一反=10aあたり)
収量目安:140kg (一反あたり)
どちらかといえば冷涼地の方が育ちますが、
関東南部での栽培実績もあり今後栽培方法が確立していくと思われます。
詳しい育て方はこちら
種子にでんぷんを含み、粉にしてパン状にしたり、粒のままお粥やスープなどにして食べられます。
葉はゆでておひたし、葉茎は揚げ物などにします。
アマランサスに比べて苦みが少なく、主食からお菓子まで幅広く利用することが出来ます。
グルテンを含まないため、小麦アレルギーの人でも食べられます。