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馬鈴薯




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みんなの菜園ひろば 馬鈴薯の育て方
馬鈴薯

馬鈴薯について

ナス科の野菜なので、ナス科の野菜を数年植えつけていない場所を選んで栽培しましょう。
深いプランターでも栽培でき、栽培方法も簡単です。そして、じゃがいもを使った料理はみんなが大好きなので、育てるにも人気が高い野菜のひとつです。

栽培のポイント
1 種イモは市販のものを 種イモは食用に市販されているものや自分で収穫したものは使わず、種イモと市販されているものを使いましょう。種イモが余るようならば、切り分けずに植えても問題はありません。種イモは消毒されている場合が多いので、余ったものを食用に利用するのは避けましょう。
2 アルカリ性に傾けないで 馬鈴薯は土がアルカリ性に傾くと、表面ががさがさになる「そうか病」を発生しやすくなるので、通常石灰を施す必要はありません。
3 早植えに注意 芽は霜にあたってしまうとダメになってしますので、無理な早植えは避けましょう。遅霜が降りそうなときは土で芽をすっぽりと覆いましょう。
よくあるご質問

秋植えの品種を春に植えられる?

それぞれの時期に合った品種があるので、春植えと秋植え品種は使い分けた方が良いです。育ちが悪くなる可能性があります。 収穫後に芽が出るまでの時間は品種によって異なりますし、耐暑性、耐寒性も異なります。

ジャガイモが苦くなるのはなぜ?

ジャガイモの苦味成分は緑色に変色するソラニンが考えられます。緑化してしまうのは、生育中に土寄せが不十分であったか、日の当たる場所で保管をしていたかのどちらかだと思われます。緑色の部分を取り除けば、それ以外の部分は食べられます。

馬鈴薯の栽培スケジュール
栽培の流れ

大きなジャガイモを収穫したいなら

いも専用肥料

土作り

連作を嫌うので3~4年ナス科(トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ)を作っていない場所を選びましょう。
馬鈴薯は土がアルカリ性に傾くと、表面ががさがさになる「そうか病」を発生しやすくなるので、通常石灰を施す必要はありません。
土壌が酸性の場合は、石灰を約1坪あたり500g混ぜ込み、PH6.0くらいになるように酸度調整をしましょう。
1週間後、化成肥料500g、牛ふんを施し耕します。
深さ15cm、幅70cmの畝を作り、元肥として「いも専用肥料」を施しましょう。


植えつけ

伸びすぎている芽はかきとり、芽が均等になるように頂部から縦に切り分けます。
切り口には防腐のため、「草木灰」や「じゃがいもシリカ」をつけましょう。 切り口を下に向けて、30cm間隔で並べ、土を軽くかぶせて上から押さえつけてください。

切り口の腐敗を防ぐなら

じゃがいもシリカ

芽かき

芽が10cmくらい伸びたら、生育の良い芽を2本残して、他の芽はかき取りましょう。
そのとき、かき取る芽は横に倒すようにして引き抜き、残す芽は抜けないように手で押さえます。

土寄せ

草丈が15~20cmくらいになったら、土寄せをします。
新しい芋は、タネいもの上にできるのでこまめに土寄せすることが大切です。
また土寄せは、芋の変色防止と病害虫予防にもなるので忘れず行いましょう。

整枝

整枝はトマトほど厳密ではなく、何本仕立てという決まりもありません。
1番花以下のわき芽はかきとり、その後は放任する栽培方法が一般的です。下葉はしおれてきたら順次かきとりましょう。

収穫

春植えなら6~7月頃、気温が高くなって茎や葉がしおれたようになったら収穫できます。芋を傷つけないように丁寧に掘り起こしましょう。いもを堀りあげたら、2時間ほど畑で乾かし、泥を落としてから風通しの良い日陰で保存します。イモがぬれたままだと腐ってしまうのでよく乾かして、日の当たらないところで保存をします。(秋植えなら11月~12月頃収穫です)

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