オクラ苗
オクラについて
夏バテ防止にも良いお馴染みの夏野菜オクラ。
炒めたり、和えたり、天ぷらにしても美味しいです。
丈夫で作りやすいので、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。
種まきは 直播がおすすめ |
オクラはアフリカ原産、高温性野菜なので、種まきは気温が十分に高くなってから行います。ポット播きもできますが、初期生育があまり良くないので、畑に直播きする方がおすすめです。 |
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肥料切れに注意! | オクラは収穫期間が長いので実は小さいうちに収穫し、肥料切れさせないように追肥を行いましょう。 |
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連作NG! | オクラの栽培管理は難しくありませんが、ナスやトマトに比べて線虫に対する抵抗性が弱いので、連作をしないように注意しましょう。 |
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オクラの苗が枯れるのはなぜ?
オクラは多湿に弱く、すぐに病気になってしまいます。水はけが良くなるように堆肥をすきこんだり、直播きをされている方はポットで育苗すると被害が軽減する可能性があります。
オクラが大きくならないのはなぜ?
オクラは熱帯地方の作物で、暖かい気候を好みますから、気温が低いと成長が鈍くなかなか大きくなりません。5月中旬に植え付け黒マルチをすると地温の上昇が可能です。
土作り
石灰を約1坪あたり500gまき、混ぜ込み酸度調整をしましょう。1週間後、化成肥料500g、牛ふんを施し耕します。 幅80cm、高さ10cmの畝を作り、中央に長さ1m当り、たい肥1.5kgと油粕100gを施して土を埋め戻します。畑の耕起の時点で肥料が施してあれば、あらためて畝の中に油粕などを投入する必要はありません。 むしろ、肥料を撹拌しないのであれば、固まった肥料は肥料あたりを起こす可能性があるので、入れない方がいいでしょう。 幅80cm、高さ10cmの畝を作ります。
間引き
本葉が2枚ほどになったら3本残し、間引きします。本葉4~5枚の時に1本残して2回目の間引きを行います。
追肥
間引き後に土寄せして液肥や一握りの化成肥料を与えます。
オクラは収穫期間が長いので、肥料切れさせないために週に1回の割合で追肥をします。
追肥の度に軽く耕して土寄せをします。
整枝
整枝はトマトほど厳密ではなく、何本仕立てという決まりもありません。1番花以下のわき芽はかきとり、その後は放任する栽培方法が一般的です。下葉はしおれてきたら順次かきとりましょう。
追肥
収穫が始まったら、化成肥料を1株当たり1握り(40g)ほど与えましょう。その後、月に2回のペースで追肥を行います。
収穫
6月下旬~7月はじめ頃に花が咲きます。開花後、5~6日して実が5~6cmになったら収穫です。取り遅れるとさやが固くなっておいしくなくなるので注意しましょう。
下葉かき
収穫が進んでいくと実がついている節の下に1~2枚残し、下の葉は全て取り除きます。葉が込み合うと実の品質が下がったり、病害虫が発生しやすくなります。